はじまりはいつも善しと信じて 【2012.03.07 Wednesday 09:56】 |
一月、二月などの、一年のはじまりの時期は、 ただでさえ変化が多く、新しいことのはじまる時期。 今年は辰年のせいか、その度合いが強い様子。 実は、私はいつも、一月はできるだけ ゆっくり動こうとするんです。 気が短いのを特別に治療しようというわけでも、 石橋をたたきながら渡って起こった数々の失敗を 強く反省しているわけでもないのですが、 何となく、様子をみてみたいという気分になり、 一年という時間に自分の力配分をする感覚。 一月は準備をする月、二月は動きはじめる月、 二月生まれの私は、二月こそ事始めの月なり、 と思っているわけです。 ワイヘエのタロ畑の掃除は、ハーラウの活動の事始め さて、まずはダンサーとしての事始めは、 長い間培ってきたアンティ・ケアラのスタイルではない スタイルを学ぶことによって、二つのスタイルを 踊り分けることのできる力を身につける、 という挑戦のはじまり。 みなさんもご存知のように、 フラにはカヒコと呼ばれる古典、 アウアナと呼ばれるモダンの二つのスタイルがあります。 これは目に見えて明らかな違いです。 次にいえるのは島ごとの違い、 フラという文化が古代においても、 現代においても島ごとに成長が違うことによって起こる スタイルの違いですね。 そして、フラ・ハーラウ(フラを学ぶ場所)、 クム・フラ(フラを伝承する師)による違い。 私が長年踊ってきたのはケアラ・クコナ、 アンティ・ケアラのスタイルです。 彼女が天国に旅たった後三年間も、 そのスタイルを守って踊ってきました。 今年、私がはじめたのは、 ホークーラニ・ホルトのスタイル。 アンティ・ケアラと深い友情で結ばれていた アンティ・ホークー、私にダンサーとして学び続ける機会、 新しい挑戦の場所を与えてくれました。 アンティ・ホークーはマウイ島のクム・フラとして パーウー・オ・ヒイアカというハーラウを率いるクム。 ハーラウの活動はもとより、 コンペティションの主催や審査、 ワールド・フラ・カンファレンスのような フラ・コミュニティーの成長を育む行事、 ハワイ語の教育機関の育成、 そして、数々の賞を受賞した舞台「カへキリ」のような フラ・ドラマの監督としても活躍し、多忙を極めるのに、 娘のアイナの水泳の大会の結果を楽しみにしてくれるような 愛情がいっぱいの人です。 マウイ島ノースショア、ハイクの日曜日 ダンサーとしての挑戦はいままでいろいろありました。 レベルの高い踊りを学ぶとき、様々なコンペティション、 報酬を得てステージで踊る事、毎晩ショウで踊るという事、 体力や怪我、苦手な分野の克服、時間、経済状況……。 今回、二つのスタイルを踊り分けること、 新しい挑戦です! 一月からはじめてみましたが、簡単に言うと、 今まで自分が持っていたものを一回バラバラにし、 新しいものと一緒に二枚の違う布を織る作業ですね。 とっても大変ですし、踊り継ぐ者としての責任も 重いのですけれど、楽しいです。 ダンサーの方で、ブログを読んでくださる方も多いので、 また書いていきたいと思います。 そして、はじめての家探しもしてます! 私のはじめての家はキヘイ、そしてワイルク、 そのときはマウイ島の暮らしはじめて間もなかったので、 娘のお父さんまかせにしていたのですが、 今度はパートナーのPTと一緒に本格的家探し。 まだ数軒して見てませんが、 この島には本当に様々なライフスタイルを持つ人がいて、 家探しのなかの出会い、なんだか勉強になります。 二人でいろいろ考えて話し合う作業も面白いです。 昨日、家を見せてくれたご夫婦とはすっかり意気投合、 結局、地理的な条件や、 自分の部屋がほしいと夢見る娘の気持ちを 大切にするために、家をお借りすることには ならなかったのですが、新しい友人としての関係が はじまりそうだったり。 PTから私が学ぶのは建設的な考えとか、計画性とか、 私にないもの。とても、必要であります。(笑) パートナーとの人間関係を学ぶことって、 私の課題なんですよね。 みなさま、ご教授くださいませ。 魚をとったら、美味しく感謝していただきます! 神様って本当にクリエイティブ! LOVE、WORK、HEALTH、 PTと私の大切にしている三つ、 ずっと保っていきたいところです。 そして週末はなんと、ハーナイママのジュンコママと、 親友のロビンが、サプライズパーティーを企画してくれてました。 まったく気がつきもせず、大口あんぐり、すっかり驚き、 サプライズパーティーの見本のような大成功。 サプライズを企画したことはあれども、 されたことはなかった私は、39歳で初体験! 驚きとうれしさで、涙がでました。 本当に幸せ者です。 少しずつ春に向かうマウイ島、 クジラの赤ちゃんたちは大きくなり、 ジャンプする姿も圧巻のこのごろ、 これから私は、島の春、初夏の気配を探すつもりです。 そして、季節の便りをお届けしたいと思っていますので、 どうぞよろしくお願いいたします。 マウイの冬の名物ペアヒもそろそろおしまい
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author : jingujiai
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