冬のお客様 | 愛しいカンケイ
<< 贈る心、愛する心 | main | マウイ島より愛をこめて >>
冬のお客様

【2009.12.22 Tuesday 14:37

 マウイ島の冬のお客様が続々と到来しております。

先日、日本に行く娘をオアフ島ホノルル空港まで見送りに
行きましたところ、マウイ島もオアフ島も空港は大混雑。
ホノルル空港のJALのチェックイン・カウンターなど、
まるで日本のようでございました〜。

実は、冬のお客様は、世界中から訪れる
観光客のみなさまばかりではありません。

大きいですよ〜。
高さ20メートル以上、速さは時速50キロメートル!


12月7日月曜日、Pe'ahi  photo by Matthew Thayer

JAWSと呼ばれることの多いこの波は、
マウイ島の冬到来を告げる一番手かもしれません。
今年も11月後半、そして12月7日に現われ、
人々の目をくぎづけにしていきました。

このJAWSはマウイ島のノースショア、Pe’ahiの波で、
北カリフォルニアのMarerickやタヒチのTeahupoo、
メキシコなどの南アメリカ大陸のほうでも数箇所ある、
Tow Surfingで挑戦する巨大な波として有名です。



Tow Surfingとは、波に入るときと出るときに、
水上ジェットやヘリコプターなどを使い、
この超巨大な波でサーフィンをしようというもの。
Laird HamiltonやDave Kalamaなどが
このTow Surfingを世界中に有名にしました。
Laird Hamilton, 今回もJAWSにのってますので、
彼のウェブサイトを見てみてください!


12月7日月曜日、Pe'ahi  photo by Ron Dahlquist

日本のプロの方では、唯一、中里尚雄さんが、
サーフィンとウインド・サーフィンの両方で成功しています。

地元のBaldwin High Schoolを卒業した彼は、
世界ランキング5位にまでのぼったプロの生活を一度引退。
しかし、数年後に復帰してさらなる成功を収め、
2003年1月にJAWSにのった数日後
マウイ島でトラックの下敷きになる大きな交通事故にあい、
骨盤の複雑骨折、下半身不随、再起不能を宣告されるなか、
本当に不屈の精神のもと、同じ年の10月に、
このJAWSへの挑戦で再復活した方。

以来、彼が日本に戻ったあともずっと応援しています。
いまは海洋冒険家としても知られていますし、
子ども向けのネイチャー・ワークショップされているんですよ。

女性では、カウアイ島出身の女性プロ・サーファー
Keala KennellyがTahitiで成功していますが、
彼女はBilla Bongの広告で日本でも有名ですね。

私はロング・ボードでジタバタしているくらいの
自分が楽しめる程度のサーフィンしかできないので、
詳しくはないのですが、見ているだけでも楽しいですし、
サーフィンのドキュメンタリー・フィルムを撮影したり、
DJとしても活動しているKeala Kennellyはいつも注目。

あと、雑誌「FIGARO」の撮影以来親しくなったプロ・サーファー、
サーフ・ブランドのRIP CURLのモデルのElise Garrigueも、
かかさずチェックしています!

中里さんとEliseは、仕事をお願いしたこともありますが、
ご本人たち、とても穏やかな方で、
一見、あの尋常ではない波に向かう人のように見えません。
すごいですよ、あの波は、本当に。
津波ですよ、だって……。


海沿いの道が駐車場のように! photo by Amanda Cowan

JAWSとともにアラスカからのお客様もやってきます。
こちらも大きいですよ〜
体重40トン、体長13メートルですから。

Humpback Whale、ザトウクジラです!


in Lahaina

毎年、12月から4月くらいにかけて滞在する彼ら、
アラスカから出産をするために温かいハワイの海へ。
現在、北太平洋地区では1000から1500頭のザトウクジラが
生息しているといわれているのですが、そのうちの6割くらいが
ハワイにやってくるようです。

マウイでは特に南側、比較的、島と島が近いせいでしょうか、
カホオラヴェ島、ラナイ島、モロカイ島などの島々と、
マウイ島の間にたくさんのクジラを見ることができるのです。

アラスカからやってきた妊娠中のクジラのママたちは、
守ってくれる雄クジラたちにエスコートされながら、
海を自由に泳いでいます。そして、出産をし、
一日に500リットルもの母乳を飲む赤ちゃんクジラを育て、
赤ちゃんが十分に大きくなったころ、アラスカに戻っていきます。

戻るときには、また次の赤ちゃんの種をちゃんと植えてから
アラスカに戻ると言われていますから、しっかりしてます。
幸せ家族計画です〜。

このクジラを見るために、ホエール・ウォッチングのツアーが
厳しいルールをしっかり守りながら季節中は開催されますが、
ビーチからも、道沿いからも十分に楽しめますのでご心配なく。
もちろん、道沿いの場合は車を止めてからにしましょうね。


Lahainaに向かうPaliの道沿いから

クジラは最大の哺乳類と言われているほど大きなものですから、
船で近づかなくても、ビーチや道から眺めているだけで
私は十分なのですが、一度、撮影のために小さなゴム・ボートで
クジラに近づいたときには、開いた口がふさがりませんでした。

ツアーなどが使用するエンジンのついている船は、
クジラの100ヤード以内に近づいてはいけないので、
船は大抵レーダーで確認をしながら進みます。
ですから、もしもクジラに近づきたいときは、
エンジンを切って待つというわけです。

私は、撮影のときに、クジラをできるだけ脅かさないように
ゴム・ボートを使ったのですが、この冬のお客様の大きさは
ゴム・ボートの数倍ですからね、感動しますよ〜。

撮影のときも、カメラマンさんが感動のあまり
かなり夢中になっていて、私としてはですね、
カメラマンさんは落ちてもよいけど、
カメラが海に落ちたら困るな〜と、冷や汗でした。(笑)

冬のお客様、とにもかくにも、本当に大きな方ばかり。

あとは、もう一方、私が待ちかねているお客様は、
ハレアカラーの山頂の雪です。

マウイ島に雪?

と思われるかもしれませんが、ハレアカラーは
標高3000メートルの休火山、積もることがあるんですよ。


これは昨年度のもの! 我が家から望遠のカメラで

ハワイの積雪は、ハワイ島のマウナ・ケアなどが有名で、
マウナ・ケア(白い山)に住む雪の女神ポリアフが、
ハワイ島のキラウエア火山に住む女神ペレと戦った話は
フラを踊らない方々でも聞きしに及ぶと思います。

あまり知られていないマウイ島のハレアカラーの
雪の女神の名はリリノエ。

今年はまだお見かけしていませんが、
初日の出を見にハレアカラーにいくとき、
お会いできるとよいのですが!

なんだか島中が、賑わってきました。
やっぱり年の瀬ですものね。

author : jingujiai
| LOVE our life | comments(2) |

この記事に関するコメント
愛さん、こんにちは!

素晴らしいブルーの海ですね。
こちらはとても寒いので、暖かそうなお写真を見るギャップが楽しいです。
私はまったくサーフィンに縁がなく、たまにテレビなどで見ていてすごいなと思うくらいですが、そちらではとても身近なのですね。
出勤前にひと乗りされるかたもいらっしゃるとか。
たしかにこんなにきれいな波だと、わくわくしますね。
納得です。

そしてクジラ・・!!
海岸から見られるなんて夢みたい!
是非会ってみたいなぁ。
それまでの価値観をひっくりかえしてしまうような体験になりそう。
ハワイの海でゆらゆら浮かぶのが夢な私としては、さらに期待が大きくなりました。

ハワイの山に積雪があるのも初めて知りましたし、なんだか気持だけお先にそちらに行って満喫しているような気分です(笑)
相変わらず旅行の計画はまったくの白紙なんですけれど・・。
旦那さまの会社の予定がまだ出ないんです。
はやく決まって〜!!

今年はこうして愛さんのブログに出会えて返信までいただいて、とってもいい一年でした。
愛さん、本当にありがとうございました。
来年もまた、コメント書かせてくださいませ。

良いお年をお迎えくださりませ!!
来年も幸多い一年でありますように!!
ではでは☆
| チカ | 2009/12/31 10:21 AM |
チカさん、

あけましておめでとうございます!
日本からマイナス19時間の時差のマウイはまだ大晦日です。
なんだかちょっと得した気分でもあるのですけれど、
大掃除、ご挨拶、年末最後の仕事など、バタバタしています。
娘が日本にいるので、その分時間があるのかと思えば、
そうでもないようです〜。時間はみんなに均等ですものね!

今年はいろいろあった一年でしたが、
空色庵を通じて、いろんな出会いがあったり、
私ひとりのブログでは広げきれない部分を、吉村峰子さんや、
渡辺葉ちゃん、谷澤久美子さんなどに広げていただいて、
感謝いっぱいのお仕事もすることができ、本当によかったです。

チカさんも、よいお正月を!!
美味しいお正月料理と、家族のみなさんとの団欒、
楽しんでくださいね!
| 愛→チカさん | 2010/01/01 8:08 AM |
コメントする










神宮寺 愛
writer & coordinator
(J.U.One Corporation)
'ōlapa(Pā'ū O Hi'iaka)
@ Maui, Hawaii